誤嚥
誤嚥
本来は入ってはいけない気管に
誤って唾液や食べ物などが入ってしまうことを言います。
せき込んだりして排出されますが、
高齢になって、嚥下機能が低下したり、
寝たきりとなって、体力が弱ったりすると排泄できなくなり、
細菌感染をおこし、
肺炎を引き起こしてしまうことがあります。
お口が清潔が十分に保たれないと、、
肺炎の原因となる細菌がより多く増殖してしまいます。

厚労省発表のH27年死因別死亡数で
肺炎は3位になっています。
そのうち
肺炎で亡くなる人の97%以上を、
65歳以上の高齢者が占めているそうです。
お口の清掃はとても重要です。
お口を清潔に保つためには、
歯磨きがとても重要です。
磨いたつもりではなく、
客観的に見て、磨けていることが必要です。
汚れを染め出して、
磨き残しを確認することが重要です。
当院ではトレーニングを実施しています。
ぜひ、まだ受けていない方は、
参加してみてください。
耳鼻咽喉科の先生の西山耕一郎さんの
言葉を借りれば
「食べ物が入ってきたときに、のどの筋肉を瞬時に動かして、
ちゃんと”ごっくん”できるかが、長生きできるかにかかっている。」
とお話しされています。
長生きして、おいしく食べれるようお手伝いします。
歯磨きに関しては
ココを
ご覧ください。
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