用語

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汚れ(=細菌の塊)

歯垢(しこう、Dental plaque)とは、一般に歯牙表面に付着した黄白色を帯びた粘着の物体のことを指します。
デンタルプラーク、また単にプラークと呼ばれています。
歯垢はその組成の8割が水分、残り2割が有機質であるといわれています。有機質の大半は細菌(口腔常在菌)とその代謝物であり、口腔内の清掃状態によって細菌が変化し、歯周病や齲蝕など様々な疾患の原因となる他、口臭等を誘発する事が知られています。
歯垢が石灰化して歯牙表面に張り付いたものを歯石と呼びます。歯垢の間は歯ブラシやデンタルフロスなどによる口腔清掃によって除去できますが、歯石となると歯科医院でなければ取ることは出来ません。
歯垢の細菌は、その時期により大きく変わります。歯垢付着直後は通性嫌気性菌が多く、成熟する(古くなる)につれ、偏性嫌気性菌が増加します。
つまり、
プラークコントロールされた方のお口の中は、細菌の数が少ないばかりではなく、細菌の種類がまったく違っています。
だから、歯ぐきが健康になるのです。
大切なのは、うまくプラークコントロールされているかどうかです。
定期健診の必要性がここにあります。
歯石
白い歯石は歯ぐきの上にあり、
比較的軟かですが、ハブラシでは取れません。
超音波を発信させた機械を用いて除去します。
目視できるので簡単に除去できます。
黒い歯石は歯茎の中に隠れています。
歯ぐきから出た血も混じっています。
すごく硬く、
機械でも除去しますが、
取り残しは手用器具で、
ブラインドタッチで除去します。
なかなか難しく、
ベテランの衛生士が行います。
神経を取る。根の消毒をする
冠をかぶせるための、基礎となる処置です。
神経の入っている穴も複雑な場合があり、
なかなか難しい処置となります。
消毒も、しっかり行い、緊密につめます。
場合によっては、時間や回数が必要となることがあります。
根の消毒効果
下のレントゲン写真は、根の消毒によって根尖病巣が治癒してきたところを示しています。
黒い部分は骨の吸収があるところです。
白くなってきました。
これは、骨が石灰化してきて、
治癒してきたことを示しています。
詰め物
小さい虫歯
レジン充填(プラスティックの詰め物)
やや大きな虫歯
インレー
- 金属
金
銀(パラジウム合金) - プラスティック
- ハイブリッド
- セラミック
かぶせ物(冠)
虫歯が大きくなると詰め物では対応できなくなります。
大きな虫歯は
神経の処置が必要になります。
その後、土台を入れ、
冠をかぶせます。
種類は
- 保険 [#k7018605]
銀
硬質レジン
レジン前装冠
保険のものは、かぶせる場所によって制約があります。
- 保険外 [#o0525531]
ゴールド
ハイブリッド
セラミック
メタルボンド
オールセラミック
料金については料金表をご覧ください。
詳しくは、ご相談ください。
それぞれ選択できます。
ブリッジ
歯がなくなると、
義歯またはブリッジを入れることになります。
それぞれ利点欠点があります。
義歯は、
残存歯を削合する量が少なくてすみます。
食事が終わった後には、清掃が必要です。
食べ物が義歯と歯ぐきの間に入りやすい。
粘着性のものを食べたとき取れることがありましす。
ブリッジは
歯と同じように使用できます。
ただ、歯を削ってかぶせる必要があります。
手入れは必要です。
では
欠損したまま放置しますと、
欠損部位にかみこむ歯が、挺出してしまいます。
また、欠損に隣接する歯が傾いてしまいます。
噛み合わせが狂ってしまいます。
関節などに思わぬトラブルを招くことがあります。
種類は
- 保険
銀
硬質レジン
レジン前装冠
保険のものは、かぶせる場所によって制約があります。
- 保険外
ゴールド
ハイブリッド
セラミック
メタルボンド
オールセラミック
義歯
歯が多数なくなると、歯ぐきにかんだ力を負担させることになります。
義歯の種類も千差万別。
いろいろ欠損の状態に合わせて作られます。
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